コロナ禍で行きにくくなってしまったのですが、ビフォーコロナ時代の休日のお出かけ先は基本的には温泉でした。
今は東京に住んでいるので東京から行きやすい温泉ばかりですが、たまに足を延ばして山形や秋田の温泉にも行っていました。
源泉かけ流しの温泉はどこも素晴らしい泉質ですが、私がいちばん好きな温泉は長野県野沢温泉村の温泉です。
野沢温泉村は日本で唯一村の名前に「温泉」が入っている温泉資源に恵まれた村でして、村内に13カ所の外湯があり、それぞれの地区の湯仲間の皆さんが管理してくださっている13カ所の外湯に無料で入ることができます。
(感謝箱は置いてあります)
すべて源泉100%かけ流しで、新鮮な熱い源泉がジャバジャバ浴槽に注がれています。行きつけのお土産物屋さんの話によると、野沢の湯はどこも飲めるよーとのことで、錆びにくいプラスチック製のコップをお風呂セットの中に忍ばせて、注ぎ口から直接コップに注いだ新鮮な源泉で水分補給しつつ源泉に浸るのが私的に最高の入り方です。
泉飲できる温泉はたくさんありますが、秋田の玉川温泉は強酸性泉だったり、群馬の伊香保温泉は硫酸塩泉だったりしますので、飲みやすさで言うと野沢温泉の弱アルカリの硫黄泉が私はとても飲みやすいです。
野沢温泉ではいつも中島屋旅館さんにお世話になっており、元プロスノーボーダーの若女将と若旦那がとにかく素敵でファンになってしまったのと、仲居さん達も含めて、いつもとても温かく迎えてくださいます。
ふるさと納税ではいつも宿泊補助券を返礼品としていただいているので、それを宿泊費の一部に使わせていただいています。
我が家のふるさと納税の枠はほぼほぼ野沢温泉村でいっぱいになるのですが、野沢温泉村の御用達米もとても美味しいです。
中島屋旅館さんの朝食で出されるお粥が甘くてとっても美味しくて、もしかしてあのお粥は源泉で炊いていたのかも。。今度行った時に聞いてみよう。
いつも野沢菜漬けも買い込んで帰るので、野沢温泉のお米と野沢菜は我が家の食卓には欠かせません。
野沢菜漬けは野沢温泉の熱い源泉で野沢菜を洗って漬け込まれているので、野沢温泉になかなか行けなくても、野沢菜を通して野沢の源泉を味わっているんだとイメージしながらいただきます。
ちなみに野沢菜漬けは葉っぱより茎のほうがシャキシャキしていて美味しいですね。
野沢温泉村では野沢菜の株主ならぬ蕪主(かぶぬし)も募集しているので、今年は1口入ろうかしらと思っています。野沢菜漬けも届けてもらえるし、蕪主総会にも参加してみたいですしね。。
一時期本気で移住を考えて、物件を探しまくったのですが野沢温泉はよそ者向けの物件がなかなかなく、正直伝手がないと村民になるのは難しそうだな、、と現時点では少し諦めモードです。
野沢温泉の源泉で炊いたご飯や珈琲、どれも全部最高に美味しいだろうと思います。
源泉珈琲カフェとかやりたい。。。
本当は今年の2月上旬も中島屋旅館さんの予約を入れていたのですが、緊急事態宣言が発令されてしまったので、泣く泣くキャンセルしたところです。
冬の野沢温泉村は今ごろこんな風景を魅せてくれている頃でしょうか。