おススメの入浴法として重曹浴をご紹介しました(歯磨き粉と入浴剤代わりに重曹(食用)を使ってます。重曹シャンプーもおススメ!)が、天日塩をバスソルト代わりに入れた塩風呂や日本酒を100~150ccほど浴槽に入れた日本酒風呂もおススメの入浴法です。
塩浴はもともと伯方の塩の創立メンバーの松本永光さんが研究と実践を重ねて編み出した入浴法で、高濃度の塩湯を全身に塗ることで、塩の浸透圧を利用して汗を出しやすくして、体内の余分な皮脂や汚れの排出を促すデトックス入浴法です。
塩浴に近い入浴法はスーパー銭湯や大きめの温泉施設にある塩サウナがあるかと思います。
塩サウナが大丈夫であれば塩浴も大丈夫だと思いますが、特に女性の場合は生理周期で肌が敏感になりやすい時期があると思うので、その日の体調に合わせて塩の量を調節いただいたほうが良いかと思います。
実際に私の場合、高濃度の塩湯を体に塗る松永方式だと肌が荒れてしまうので、バスソルト代わりに天日塩を一掴みほど浴槽に入れて入浴すると、塩の保湿効果で肌がしっとりして発汗作用もちょうどよく促進されて気持ちよく入浴できます。
塩だけでも十分にデトックス効果が期待できるのですが、プラスアルファで日本酒を入れると更に血行が促進されて少量の日本酒でも体がぽっかぽかになります。
日本酒は安いものでも十分に効果を感じられますし、開封してから時間が経ってしまったような古い日本酒がご自宅にあれば、是非入浴剤代わりに浴槽に入れてみてください。
ビックリするほど体がぽっかぽかになって風呂上りの真冬の脱衣所でも寒さ知らずです。
あと、日本は昔から塩や酒を厄除けにも使用してきましたよね。(盛り塩とか御神酒とか)
心身のエネルギーをクリーンに保ちたいとき、塩と日本酒風呂でお手軽に体調を整えることができます。
天日塩は市販のバスソルトを買うよりも断然安いですし、日本酒も安いものを少量(100~150ccぐらい)浴槽に入れる程度であれば、たまの贅沢として試してみてはいかがでしょうか。
もちろん塩だけ、日本酒だけでもデトックス効果は感じられると思います。(お湯が濁ってきます)
健康を保つためのお金は決して無駄ではなく、生き金だと思います!
将来体調を崩して病院通いになるほうがお金かかりますしね・・・
注意点としては、塩を入れた時は、追い焚き機能を使うと風呂釜を傷めてしまう恐れがあるので、一度でお湯を使い切るようにしてください。
それでは、寒い冬の和製デトックス風呂を試してみてくださいね。